持っていったフライヤーを「お預かりします」なんて笑顔で受け取っておいて裏で捨てる店がある。
人の貼ったポスターの上に堂々と自分のポスターを貼る不届き者がいる。
どっちも実話。意外に見えるかもしれないが(笑)僕はそういった類の不正義には極めて敏感で、他人がそういうことやってても容赦なく注意する。
レコード屋やショップにあるフライヤー置き場やポスタースペースというのは、完全に善意で用意してくれてるわけだ。商売のことを考えたらその分そこには商品を置けるわけだし、管理の手間考えたらまったく非効率。しまいにはdance musicやHMVのように、うちは音楽屋だからパーティのフライヤーは一切お断りなんて店が出てくるわけ。22世紀になっても音楽だけ売ってろって感じだが。
そんなスペースでこんな出来事があると悲しくなってくる。まぁ生き馬の目を抜く世の中、この類のことはそれこそ掃いて捨てるほどある訳で、、、ただここではやらないで欲しい。
大昔、クラブ行き始めの頃。その頃フライヤーという単語を知らなかった僕に夜遊びの先輩が教えてくれたこと。「チラシじゃなくてフライヤー。人の手から人の手へ、思いを乗せて運んでいくからフライヤー(飛ぶもの)って言うんだ」
一枚のフライヤー。そこにはつくった人、オーガナイザー、配った人、いろんな思いが込められている。
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