UNITでAOさん、渋谷夫妻と下見、というかサウンドチェック。
今までずっと感じていたことの原因が明瞭になって、3人とも意見が完全に一致。Flortribeに後ろ髪引かれつつも、CAYで行われるCrazy88(昔クラブ円山などでやってたdepartment Hですね)へニコルの踊りを見に行く。CAYでの開催は最終回ということでけっこう飛ばしてましたね〜(S子とかw)あえて詳細は書きませんが変態のデパートってことで、、、
一端家に戻ってほっこりしてから、明るくなり始める頃に本日の大本命・Francois Kevorkian〜〜〜@西麻布YELLOW!!!
1000人オーバーの集客もこの頃には程よい混み具合に。遊びを知ってる客と世界一のFrancois先生のナイスなプレイで最高のグルーブが立ちこめていた。houseとかtechnoとかhip hopとかtranceとかいろいろジャンルはありますが、Francoisは世界一のDJと言っても良いと思う。きらめくセンスとか凄いテクニックとかいろいろいいDJの要素ってあるけど、いつでも絶対外さない安定感と常に新鮮なものを提示してくれる先取性(ほんとに音楽が好きなんだと思う)、3時間でも12時間でも当然のように深みを持った展開を組み立てられる実力、まさにKing of DJだと思います。(ちなみにこの日のセットはdubセット!house、classic、dub、technoと縦横無尽な構成、それも単にあちこち行くというレベルとは別物)
また、それに応えるYELLOWというハコの力、オーディエンスも素晴らしい!YELLOW土曜日の朝以降というのは、たしかに独特で関係者も多く中には馴染めない人もいると思うけど、みんな夜遊びが好きなやつらが集まっていて、みんなアッパーで、楽しみ方を知っていて、クラブシーンってこういうことなんだと一番伝えたい核心でもある。
平等な扱いに慣れたtranceっこや、僕よりやや若のtechno世代、高円寺系などにはいまいち人気薄なんだけど、、わかるんだけど、、スタッフもそれぞれクセあるし(笑)、ここでは平等ではないし、車ないと行きづらいし、、、
でもここには魅力的なやつらが集まっていて、そんな中で切磋琢磨、好きとか嫌いとか気にいらねーとか入り交じってもみんなその時間が大好きってことだけは共通してて、乗ったり乗られたり、とにかくそこにはグルーブがあるってことなんですね。
僕が心底惚れてずっと遊び続けたいと思ってるクラブシーンていうのはこういうことで、DJを神としてみんなが崇めてるとか、壁際でしたり顔で腕組んで評論してるとか、そういうことでは決してない。
誰も手を貸してくれない助けてくれないある意味クールな空間は、自分から動かなきゃ声掛けなきゃ踊らなきゃ何も始まらないってことを知るには格好の場所で、誰もが一員で、それぞれが個で、盛り上がらなかったら自分が盛り上げるくらいの心意気と、みんなが気持ちよく楽しむためにどうするのがいいのかという純然たるルールと秩序、それらがごちゃ混ぜになったクラブシーンというのを伝えていきたいんです。
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