2007/02/06

FUTURE TERROR

10年来の遊び仲間、渡部ケンジくんと車で千葉のFUTURE TERRORへ。
車で夜遊びなんて久しぶりだな。毎晩車で繰り出して、MIXテープやCDをかけたり、女の子を迎えに行ったり、その時のテンションを思い出すと懐かしい気持ちになるね。笑

最近は飲酒運転の取り締まりが厳しくなったこともあり、自分の周りでもほとんどが電車・チャリンコ・タクシー夜遊びなので、新鮮に感じます。
クラブ文化的にも昔は先輩の車で連れてってもらったり、誰かの家に集まって車で行ったりが多かった気がするけど、若い世代は車買うのが選択肢にも入ってない感じ。バブル期のある意味都市部富裕め層のぼんくら息子娘たちのアングラ文化から、一般へと。(昔は親のベンツ乗り回してる女とかいっぱいいたよね?)クラブで遊んでる層が変わったのかもね。

千葉市の都市部にはカーナビのおかげでなんなく辿り着く。NOBUくんも書いてたけど鉄鋼業を主体とした千葉経済の停滞と、地方都市特有の雰囲気。
知らない街を探索するのは、いつもワクワクします。

会場の店はスケルトン剥き出しで、フロアからバーまでFTヘッズたちで埋め尽くされている。この日はCDリリースパーティということもあり、東京からLastrum佐藤さんやLOS APSON山辺さん、OVAスタッフのYuji、Satoshi(彼がCDジャケの絵を描いてるんです。秀逸!)宇川くんにMOODMAN、大阪からCMTなど友達もやたら多く、アウェイ感はまったくない。これが日本全国に連綿と繋がるPartyネットワークで、ほんにありがたいことです。アウェイで一人も大好きだけどね。笑

朝まで遊び続け、昼頃まで続くというパーティを後にする。
なんか昔のClubの雰囲気を色濃く残すような、最近の東京のClubにはこういう雰囲気なくなったなぁと。YELLOWにしろageHaにしろAIRにしろLOOPにしろ、IDチェックがあってマンスリーがあって、ある種のルーティン(システム)を踏まえた上での営業で、風営法など現状の東京でクラブをやってく上で避けては通れないんだけど、そこに窮屈さやダサさを若い世代が感じるのは必然かなと。

東京だけじゃなくNYでも最近はそんなCLUBばっかりだし、若い世代、何かはわからないけど何かをやれる自信だけはあるやつらの行き場のない衝動。そのはけ口としてのCLUBの時代は終わりを告げ、スノッブで金持ちで、ある限定されたソサエティの社交場としてのLounge Club全盛の風潮には中指立てて行こうと思います。クロスしてこそCLUBで、若者と年寄り、金持ちと貧乏人が両方いてこそのCLUBカルチャーだと声高に叫びたいです。これは逆に若いやつらにもね。

そんな気持ちを呼び起こしてくれたNOBUくん始め、FTクルーに感謝!
4月の渚にはNOBUくんも出るよ。