2007/07/29

奄美の夏

一週間に渡る夏の強化合宿、奄美皆既日食音楽祭を無事終了♪
終わった後、加計呂麻島へ渡り、初めての神戸を訪れ、六甲山へ登り、有馬の湯で旅の垢を落として昨日帰還しました。

いろいろな場面があって、まだ自分の中でも総括しきれませんが、去年に増して強力なメンバーで臨み、地元の人とのコミュニケーションも去年やってる分スムーズだった気がします。
南国楽園のparty♪というには、かなりハードな環境です。気温以上に本州ではあり得ない湿度がまとわりつき、日中はサウナの中で作業をしてるかのよう。携帯はぶっ壊れ、その代替え機もまた壊れるという苛酷な環境。
脳内血管がどくどくと脈打ち、常に脳髄が痺れているような。この状況では理論立てた思考というより、肌感覚での判断が似合います。

海と山に囲まれ、守り神としてのハブがいたおかげで守られてきた自然。
琉球、薩摩に明治政府、米軍と常に支配されてきた歴史から来る、独特の抑揚を持つ文化、それでも名瀬の街並や島で暮らす人々は前向きで力強い生命力を感じさせる。祭祀を司るノロにユタ、奄美の自然に宿る妖怪というか精、ケンムン、ガジュマルの木など濃厚で奥深い奄美大島。


わざわざ東京や大阪から遊びに来てくれたお客さんには大感謝です。
スタッフも皆、とても頑張ってくれました。
みんなありがとう☆

2009年本番の運営体制やインフラなど、それぞれの中でリアリティを持って、イメージが見えてきた気がします。日食前年の2008年は本当の意味でのリハーサルとなるでしょう。宇宙のタイミング、この素晴らしいチャンスを生かすために、意識を持って一つ一つやっていこう。

今年の夏前半はこれで一段落。
日焼けで笑っちゃうくらい真っ黒です。笑