衝撃のニュース。
長きに渡り、日本のアンダーグラウンドシーンを引っ張ってきたレコード店、CISCOが12/10に全店閉店。つい先日ManhattanRecordの閉店を一緒にねぎらったばかりなのに。。。
今の本店にすべてのジャンルが統合されてた時代の、ごちゃまぜな客層。最初の頃は試聴を頼むのも緊張するような、、個々の試聴ブースはなく、店に一つしかないブースは有名DJが独占していたっけ。お店が分かれてからは正月恒例でHOUSE店に集まりどんちゃん騒ぎ。有名な○んこ事件まで巻き起こしたり。DJやその周りのトライブの持つ空気感に生で触れる、とてもいい場所だった。
今後は通販に特化するとのことだが、アンダーグラウンドシーンはどうなってしまうのだろう?TowerやHMVでしか音楽を買えないなんて恐ろし過ぎる。その2店もどっちかというと怪しい雲行き。重くかさばるヴァイナル文化は終わりオンラインへの移行は必然の流れのようで、やっぱり寂しい。CISCOやDMRのレコ袋を持った少年たちが渋谷を闊歩していたよき時代。レコード買って、角の吉牛しばいては僕らの定番コースだった。
自分たちの世代の象徴のようなものが、なくなっていく寂しさ。
同時に、僕らはよくサポートしてもらっていたが、その分PartyやClubの側からもっとサポートできたのでは?という思い残し。
時代は移ろっていく。
20代がほぼすべてを占める日本のCLUBシーンに携わっていく限り、これからもこういった思いは続くのだろう。いまはただ、おつかれさまでしたとしか言えない。
ツイート