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2010/04/09

素直な人

ようやく新しいサイクルの、一つひな形と言えるリズムを刻めた気がする。
やっぱりある程度の反復、ダンスミュージックもそうだが、そこからの派生する変化が好ましい。
その方が自分の足元がしっかりして踏ん張りが効くと思う、感覚的だが。


調子が悪い時は、人に対してリクエストするばかりで、与えること(give)を忘れて、誰がこれを与えてくれない、これはやってくれなきゃ困るなど、勝手に道が狭まる方向へ踏み入れてしまう事がある。本人が必死に脱出しようともがくほど、周囲との軋轢を生む。


そんな時、やはり素直な自分が役に立つ。
物事を真っ直ぐ捉えて、真っ直ぐ表わす意識においては、まず調子が悪いとか良いとかの概念がなくなる。
調子が悪いのは一体何に対して(比べて)なのか?
自分が期待する自分や、過去の一時点の自分じゃないだろうか?
そんな比較は余計だ。

また、うまく行くか行かないかで緊張することもなくなる。
うまくとは何に対して?失敗とは?


過去の経験やイメージ、欲望、恐れ、様々な意識がもたらす期待値に、囚われない意識の自由人を、素直な人と呼ぶ。
そのためには無心とは真反対の、徹底的な思索(問答)が求められている。


今週末日曜日、 いよいよ2年ぶりに渚東京、復活です。
http://www.nagisamusicfestival.jp/