2016/12/14

こどもの振りみて

ここ1年は僕の方がこどもを見ている時間が長く、その分こどもに対する小言やしつけが増えています。
そして、なかなか言うことを聞かないマイペースなこどもたちに、指示や命令を繰り返すのがお互い馬鹿らしいな〜と感じます。

 
「○○しよう」「○○してくれない?」(優しい口調で)
 ↓
「○○は?」「○○する時間」(フォルテ)
 ↓
「○△✕〜!!」「急いで!!」(フォルテッシモ!)

 
最近気づいたのは、親がやってないことはこどももやらない。正確にいうと「両親のどちらか」が出来てないことは、こどももやらない。

本来親ができることって、次何やってあれやってと事細かに指示を出すことや、手を貸して何でもやってあげることじゃなくて、どう生活するか後ろ姿を見せるしかないんじゃないかと。
 
 
片付けなさい!(親が片付けてない)
食事中立たない!(親が立つ)
出しっぱなしにしない(出してる)
前の日に準備しなさい(してない)
手で食べない(食べてる)
早く起きなさい(早く起きない)
物を大切に使いなさい(大切にしてない)
何でも買ってって言わない(買ってる)
etc...

親がやってないことを、親という権威(強い口調や圧力)を振りかざしてこどもに強制しようとしても、うまくいくはずがない。
よくこどもを見れば家庭がわかると言われるけど、それってこどもの家庭での様子ではなく親の様子なんだと思う。

こどもの振りみてわが振り直せ。
こどもはいつだって親の鏡で、いろいろなことを教えてくれる。最高の教師です。