小1女子3人組 |
おとな4名に、小学1年生4名、年中2名の大所帯で、大さわぎの珍道中。
そして、東京4時発1泊2日でナイター前まで滑りきる!という行き当たりばったりの弾丸・男ツアー w/女子1
琥珀は年中くらいから始めたのでボーゲンくらいは滑れるはずが、1年ブランクがあるせいか、最初は板はいて歩くこともままならず。汗
スクールに1.5時間ぶち込んで、ようやく勘を取り戻したみたい。さすがインストラクターは教え方がうまい!
親だと双方の心理的な甘えもあってこうはいかないだろうと思う。自分も最初、え〜なんでこんな滑れなくなってるの?ってイライラしちゃって反省。
他のこどもたちにも何とか付いていけるレベルに戻ってくれて、なんとかホッとした。
一方の億人(年中)は、エッジ付き板履くのは今回が初めて。ということで私はみんなとは完全別行動で付きっきり。
男チームは年中2人と小1 |
2日で子供に適当にスキーを教える方法(年中編)です。
動画見るとその成長っぷりに驚くよ!
自分のスキー歴
- 子供の頃よくスキーに連れて行ってもらい、基礎スキー3級までは取得
- 高校スキー部(アルペン)は1年半所属、当時で自称1級くらい
- 東京の高校なので当然雪がなく、練習はキックベースとサッカー。笑
- 大会には、女子校との夜の交流が楽しみで参加してた(東京中のスキー部がある女子校が集まる)
- 急に20年間ブランクが空き(夜遊びにハマり昼の遊びに興味が向かなくなってた)
子供が出来てここ3,4年、年に1,2回スキー場に主に雪遊びに出かけている - 自分の子供も含め、人に物事を教えるのは苦手だ
〜1日目
1.板を履き歩く
最初は板履いて歩くところから。板も自分で履かせる。歩く練習はすぐ飽きるし、ずっとやると子供にとっては疲れるらしいので、平地でもなんとなく歩けたら次へ。
2.ハの字をなんとなく覚える
ゆるい斜面でハの字で親のいる所まで滑って止まる練習。まだ足の力が足りないのか斜面では自分でハの字を作れないのでスタートポジションは親が作ってあげる。
ハの字でエッジが食い込むと止まること(自分で止まれるという安心感)を覚えて欲しいんだけど、滑り途中に自分でハの字には出来ないみたい。
ここまでで午前終了〜
3.親と一緒に滑る
午後は本人も自分も飽きてきたのでいよいよリフトへ。当然乗せる時降りる時は横に抱えて。
マタに挟んでボーゲンで滑り降りるが、これが親の方の足がパンパン。自分+子供の体重を下半身の筋肉で制動するので、超きつい。日頃の運動不足も痛感。
4.超緩斜面で1人で滑ってみる
超緩斜面では1人で滑らせると、ハの字に開こうとする意志はあるんだけどなかなかうまくいかないみたいで何度も転ぶ。でも楽しそう!
5.続・親と一緒に滑る
琥珀がスクールで習ってたインストラクターがやってた、逆ハの字で後ろ向きに滑って正面から子供を支えて滑るやり方をやってみる。
これは親もそんなに疲れないし、子供も正面に親の顔が見える安心感か、ある程度スピードが出ても怖がらない。対面式のベビーカーと同じ理屈だね。
滑る方も後ろ向きにターンを繰り返すというちょっとエクストリームな面白さがあるので、飽きない。
なるべく親に身体を預けないよう子供の身体を支える場所を変えてみたり、下を見ることを意識させるようにした(スピード感と、上半身は谷に向いていることを覚えさせるため)
ここまでで初日は終了〜〜
朝から夕方まで滑って相当疲れたと思うけど、友達がいるからかとても楽しそう!
〜2日目
1.自分で滑る
今日はどうする?と聞くと、みんなと滑ると言うので一本滑ってみると、、
なんだか、何となく滑れてる!
スピードに対する感覚が、長女(小1)よりあって、少し角度のある斜面でも物怖じしないというか、そのまま乗って行ってしまう。意外にセンスあるかも。
ハの字にして止まるのも、自分で何度も試してエッジで制動する感触を感じてる。
転んだら起き上がり方はまだ出来てないので、親が起こしてあげる。
2.どんどん滑る
自分で止まれる自信がつくと、止まれない恐怖から解放されるので滑るのがさらに楽しくなってくる!大げさに褒めながら、とにかく何本も滑る。(うちの子は選手と呼ばれるのが本人のツボだったようで)
自分だけでは滑り降りれない斜面は、前日の逆ハの字で。スピード感がつくので、本人が逆ハの字で滑りたいと求めれば応えてあげていいと思う。
3.スクールにぶち込む
久しぶりのスキー、親が滑りたいのでこの段階で1時間スクールに入れました。
スクールの人も言ってたけど、これから板履く、歩くの段階だと、短時間だとリフト乗るまで至らないのでもったいないとのこと。
急いで中級者コースへ行くと、やっぱ気持ちいい!!
久々すぎてスピードの感覚はすぐには慣れないし、コブが見えず突っ込んで転倒したけど気持ちいい〜〜!!!
この満足のために、高いプライベートレッスン料を払ってると。
ターンを何となく習ったみたいで、大人と違う子供の筋力を踏まえた指摘はさすがでした。
4.人に付いて滑る
ここからは一緒にいったタム父(田村指導員・スキー歴30年以上・1級)による指導。
普通にジュニアがスクールで教わるように、指導員がプルークボーゲンで滑る後を子供が滑る。
見てるとターンとか体重移動や身体の向きを細かく教えなくても、何となく付いていく。
何本も滑って、こどもは感覚で覚えてるのか。
こっち(右)に行きたい時はこっち(左)に乗るんだよって、教えてくれた。笑
プルークボーゲンで緩斜面を進む息子を見て、2日にしてここまで滑れるようになったか〜と感動。
最後はナイター前のリフト最終に乗って、うねうねの下山コースを降りてみんなで帰ってきました。
教え方まとめ
- 板履く、歩くまでは親が教える
- 一緒に滑るのは逆ハの字が楽で親も子も楽しい!
- 後ろ向きで滑れなければプルーク股挟みで頑張るか、スクールに入れる
- 嫌いにならないよう、とにかく楽しく
(本来転んで雪にまみれる自体で子供は楽しい) - 滑れる(止まれる)ようになったら、一緒にどんどん滑る!
- スクールは短時間でも有効!
気づいたポイント
- 子供は大人より覚えが早い!大人の常識で制限かけるな
- 寒くなりすぎると子供は動けなくなるので、フード付きリフトやゴンドラは有効!
- 雪質は、固すぎず、柔らかすぎず。晴天率の高い1,2月はベスト
- カーヴィングスキーにより、昔よりターンが簡単にできるようになってる?
- なるべくなら大人人数多めで(今回は子供6大人4だったのでだいぶお世話かけちゃった。同行者の大人が皆レベル高かったのでOKでしたが、大人たちのレベルによっては大人子供同数くらいがいいかも)
子供の運動能力や筋力、性格は千差万別 進め方はその子に合ったやり方で
長女がスキーを覚えた過程を思い返すと、性格的に慎重(怖がり)で、自分で滑れるまでもっと日数がかかったと思う。とにかく怖い〜怖い〜と言っていて、コントロールできない状況を怖がっていた。
周りを見ても、女の子や、親が慎重に育ててる傾向のある第一子は、同じ傾向を持つ子が多いような。
子供ふたりがある程度滑れるようになったことで、自分のスキー熱にも20数年ぶりに火が付きそう!
いい加減レンタルスキーも馬鹿らしいので、型落ちのモデルでも買おうかと考えている。(昔履いていたATOMICのSLモデルは以前コブで曲げたし、久しぶりに履こうとしたレースモデルのブーツはウレタンが加水分解で崩壊していた)
いろんなコドモたちとゆっくり時間を過ごすことで、それぞれの性格や生活習慣に触れられて、とにかく楽しかったな〜
帰りは湯沢で温泉入って、飯食べて、
そこまで大騒ぎだった子供たちも、帰りの高速は爆睡・・・
皆さんおつかれさまでした。運転も全部やってもらってしまった。
今シーズン、あと1,2回行けたらいいな!
スキーへこども連れで行く予定のある方、どんどん誘ってください!
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