上の娘(小1)は、昨年4月から学校内の学童で時間を過ごしてから帰ってくる。
通常授業が終わった後は校庭を使った残り遊びができるので、学童の滞在時間は実質30分〜1時間。短すぎてつまらないらしい。
かと言って学童を出る時間を遅くすれば、帰宅も遅くなる。
ただでさえ、帰宅後は宿題やって→夕飯食べて→お風呂入って→歯磨きして→寝ると、追い立てられるようにルーティンが待っている。なるべく急かしたくないし、これ以上寝るのを遅くもしたくない。
自分の幼年期を振り返ると、周りでは学童なんて言葉を聞いたことがなかった(一部ではあったんだと思うが一般的ではなかったと思う)
専業主婦だが外出の多い母と新聞記者の父を持つ自分は、家から5分の私立小学校に通う、いわば鍵っ子だった。
郵便ポストに入れてあるはずの鍵がなくて、何度トイレや台所の小窓に頭から身体をねじり込ませて家に忍び込んだか。
たいがいは、入れない状況もいつものことと。外から取り出せるグローブと軟式球を手に、8回裏ツーアウト満塁バッター○○などと独り空想の世界に浸っては、向かいの壁に向かって壁当てを繰り返していた(ひとり実況解説でつぶやいていたかもしれない)
小学校の時の奈良少年ってそんな感じ。
いま考えると、近所の人はみな僕のことを知っていて見守ってくれていたに違いない。
独りで遊んでいても寂しい感じはなく、学校と、母が帰ってきたら口うるさく言われるハザマの楽しい時間だった。
子どもにとって、余白の時間がいかに大事か。
何やってもいい。一人でお菓子食べても、漫画読んでも、絵描いても、ごろごろしててもいい。自分の子どもにもできればそんな時間を与えたいなと思う。
いま行っている学童は、前校長や父母が中心となって立ち上げた学童で、スタッフが本当に素晴らしい。おやつも毎回手作りで、公立学童でよく聞くスナック与えて〜なんてのも無縁の世界。まだあまりないけど学童同士の縦の関係もできていけばいいなと思う。
安全面も大きい。毎日ではないと思うが、小学校低学年の女子が一人でお留守番。とはいえこれも1時間少々か。
いろいろと悩ましい。
両親サラリーマンで7時まで帰れないとかならノーチョイスだろうけど。
というわけで結論はまだない。悩み中です。
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