まぁそうなるよね。時間の問題だったかと。
緊急事態宣言が解除され、緩みきった街の人々。
普段は政府やABEちゃんを信じてない割に、そういうとこは素直に従うのねとも思う😅
そのうち、新宿や池袋の接待を伴う飲食店の従業員や客が過半数を占めるという。感染経路調査にも応じてもらえないことが多いようだ(アリエナイ😵)
一言に夜の街と行っても、僕らの主戦場である"接待を伴わない"クラブ(以下、音楽クラブ)と、キャバクラを始めとする"接待を伴う"クラブは、客層から経営者や客のマインドから、大きくかけ離れている業態だ。
どちらもクラブとも、ナイトクラブとも言われるかも紛らわしいところだが。
緊急事態宣言以降、厳しいながらも営業自粛を大部分の店が守り、大きなクラスターを発生させなかったのは、音楽クラブ業界の経営者たちの、血のにじむような経営判断があったおかげ🙏🙏🙏
一方、困難な局面でもクラウドファンディングで数百万単位で店を支えたコミュニティの力も大いに発揮され、このことを僕らは誇りに思っていいと思う😆
外から見るイメージとは別に、音楽クラブに関わる人々は真面目だ😁
社会や政治に対して感心が高い人が多く、そもそもなんでクラブや音楽に関わっているかというと、世の中を良くしていきたいという純粋な思いがあるから😆
自分がのし上がりたい、稼ぎたい、有名になりたいという傾向が強い接待を伴うクラブ業界とは大きく異なるところだと思う(もちろん中には立派な経営者の方もいらっしゃいます🙏)
そして緊急事態宣言の解除と共に、徐々に音楽クラブも営業を始めているわけだが。
2,3のクラブに顔を出し、再会を喜び合う中、音楽クラブもやはり顔の距離が近いな〜とは感じる。
そして、店舗によっても異なるが、マスク着用率の少なさ!
そして何より、来ている人のマインド。
正直いって、身の回りで具体的な感染者がいない人が多いためか、自分たちは(かかっても)大丈夫!という雰囲気を感じることが多い😨
厚労省が6月上旬に無作為で行った抗体検査の陽性率が東京都で0.1%、大阪府で0.17%だったので、おおよそ600人〜1000人に1人は過去に感染していたか現在感染しているかということ。
確率的に、週末に100人集まれば、2ヶ月以内にはその場所に抗体保持者が現れるということになる。
1000人のイベントなら、一晩に1人だ。
感覚的には、少ないなとも感じる。
その確率をもって、営業を自粛せよ、経済活動をストップしろというには違和感を感じる。
慎重ながらも営業再開をしていくことに異論はない。
一方で、危ないなとも思う。
韓国のクラブの例を挙げるまでもなく、1人紛れ込めばクラスターになり得る環境はある。
本人が重症化しなくとも、その周囲にいる人はどうだろう?
1人が3人に感染させれば(再生産数3)あっという間に蔓延するだろう。
(※再生産数についてはNational Geo Graphicの連載が詳しい。画像もこちらから転載)
その先に死ぬ人は、見知らぬ高齢者かもしれないし、身内の高齢者かもしれない。
医療崩壊でコロナ以外の原因(怪我や病気)で十分な医療を受けられない自分自身かもしれない。
身近な死でなくとも、再度の緊急事態宣言を招き、再会を祝う場がなくなり、今度こそ店は持たないかもしれないし、自分自身も仕事からあぶれるかもしれない。
大丈夫という人は、そこまでイメージできてるかな?覚悟ができているかな〜?
withコロナのこのご時世、スーパーだろうが、飲食店だろうが、夜の店だろうが、感染リスクをゼロにすることはできない。
全体として経済活動再開を優先している中、感染発生自体は恥ずべきことじゃない。
どう防ごうとしていたか、発生した後どう対処するか?が、今後問われることになっていくと思う。
そこで、クラブへの対策の提案をいくつか、、
◯マスク着用義務化
ない人にはフリーマスクでもいいと思う。安くなったし
◯入場時やバーカンでのアルコール消毒
◯スーパーのレジなどである透明シートの設置
バーカンやキャッシャースタッフは守った方がお互いのためにいいと思う
◯人数制限
形だけじゃなくほんとに実施!
◯参加者の連絡先登録(入口で空メールなど送る形)
感染発生した後の対処がだいじ!絶対隠さない!!
一部の店舗では実施しているし、そんなに難しいことではないと思う😉
何より、自分たちがこの場所を守るんだというアティテュードを形で示して欲しい。思いだけではなく。
大事にしてくれているんだと。
それは客にもきっと伝わるはず。。😌
残念ながら、現段階では僕もすごく積極的に夜のクラブ活動を再開したい状況にはない。
自分の活動拠点でもあるので必要に応じて出入りはするけど。
自分自身はマスクやてぬぐいを巻いたり、こまめに手洗いをしても、場に対してリスクを感じるからだ😢
子供もいて、その先には学校や習い事、近所の仲間もいる。
夜のクラブ活動以外にも、NU VILLAGE始め、自分のやるべきことがあるのに、一晩の享楽のためにコロナに罹ってられないというのが率直な思いだ。
人によりクラブやパーティの人生に占めるウェイトは異なるとも思うし、時期によっても濃淡はあると思う。
この世界に四半世紀以上を捧げてきた僕でさえ、そう思っている。
この場を守るために、知恵を出し合えないだろうか。。。
元々世の規範には収まりきらない刹那な側面もあったクラブカルチャーには、一方で社会や人生を変革するアティテュードも内在している😎
世の中に対するレベルだし、カウンターだし、既存の枠には収まらないインスピレーションでもあり、人生におけるアートでもある💫
どうかクラブは、世の中の動きに単に追随する存在ではなく、変わらない世界を愚痴ってる場でもなく、クリエイティブとユーモアで何かを生み出す場であって欲しい、かっこいい場であって欲しいという、僕の個人的な思いかもしれない😌
かのBarbara Tuckerは言った。
"Club is Life!! Life is Club‼️ "
どんな世界にするか、いつだってそれは自分たち次第だ😉
そんな中ですが、
8/1土、半年ぶりに神宮前bonobo でNU GROUNDを開催します‼️
https://www.facebook.com/events/2702157000028270/
どんな形態がいいのか、出演者やお客さんの数含めどうしたらいいのか、告知はどうしたらいいか、全て模索しながらですが、なるべく安全で心地の良い夜にできればと思っています!
ぜひ空けておいてください😉
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